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[検証]「ロゼッタストーン」に6歳の子供がチャレンジしてみた

      2015/08/27

ロゼッタストーン

6歳の幼稚園児にロゼッタストーンをやらせてみたら、というお話です。


ロゼッタストーンのコンセプトは「ダイナミック・イマージョン」

ロゼッタストーンは、日本語を一切使用せず、赤ちゃんが言葉を学ぶ自然な過程を擬似的に体験するDynamic Immersion(ダイナミック・イマージョン)というメソッドを用いて作成されています。

そのコンセプトゆえ、初期のレベルは非常に簡単な内容です。例えば、レベル 1の最初は「Boy」「Girl」「Man」「Woman」という 4つの単語から始まります。

ロゼッタストーン

前述のコンセプトや難易度から考えて、これなら子供でもできるのでは?と思い、実際に 6歳の子供に試してみてもらいました。


リスニングは結構イケる

この子供は 6歳の男の子で、特に英語教室などに通って勉強等はしていません。ただ、3歳くらいから YouTube などの動画サイトで、外国のアニメや外人の作成したおもちゃの動画などを見ているそうです。

ロゼッタストーンの詳細は別途レビューで紹介していますが、音を聞いて該当する画像を選択したり(リスニング)、再生される発音をまねて発声してみたり(スピーキング)、発音された英単語を書いたり(ライティング)します。

まだ日本語もきちんと書けるわけではないので、さすがにライティングは難しいことは予想していましたが、リスニングについては、時々間違いながらも直感的に進めることができました。

前の問題であっさりできたところを簡単に間違えたりしているので、きちんと覚えられているかどうか、となると少々疑問が残りますが、繰り返しやって覚えるものだと思うので、問題はないかと思います。


意外にもスピーキングがネックに

ところが、意外なところで引っかかりました。スピーキングです。

いわゆる「日本語英語」もまだあまり覚えていないため、逆に先入観が少なく、聞こえる音声そのままの音を発音しようとするのですが、音声認識ではじかれてしまいます。

「Boy」や「Man」などはおおむね問題ないのですが、「Girl」が難しいようです。横で聞いている限りでは、日本語英語の「ガール」ではなく、結構英語の発音っぽく聞こえるのですが・・・


「オトメギルル」

その音を聞いたとき、以前読んだ本に書かれていた、以下の逸話を思い出しました。

かつて坂本龍馬が、勝海舟の開いた海軍学校で英語を習っていたとき、その単語帳に「オトメ ギルル」と書かれていたそうです。

「オトメ(処女)」=「ギルル(Girl)」という発音という意味のようですが、ある意味でこの「ギルル」という発音は日本語英語の「ガール」よりネイティブの音の特徴を捉えているように思います。

正しくは「ギ」という音ではないですが、実際は「ガ」でもなくその中間的な音ですし、「ルル」という音も正確ではないですが、日本語の「ル」よりは英語の音の特徴をつかもうとしているようにも思いました。

その男の子も、この「ギルル」に近い発音で発音するのですが、これが残念ながら通りません。何度も果敢に挑戦しましたが通らないので、スキップしてしまいました。(4回くらい失敗すると自動的にスキップします)

もしかしたら、英会話教室などに通っている子供であれば難なくこなせるレベルなのかもしれませんが、発音の練習等を何もやったことがない子供には初回からクリアするのは少々厳しいレベルだったようです。

とはいえ、多少の練習は必要とはいえ、思っていたとおり 6歳程度の子供でもトライできるレベルではないか、というのを実感しました。

ロゼッタストーンの詳細レビューはこちら

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